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退院時期を見据えたリハビリテーション計画に必要な目標設定

1.目標設定するとは
患者さんのニーズ家族の要望、そして評価結果と予後を踏まえた目標設定を行い、目標を達成するためにどう関わり問題解決していく必要があるのかといった部分を考え実行していく必要がある

2.どう具体化するかが重要
達成されるとされる「時期」達成されるとされる「レベル・状態」具体的に設定する必要がある
そして、医学的、客観的、根拠に基づいて信頼性のある目標設定が重要

3.目標設定に関わるポイント
①目標は患者さんや家族さんのものであるので、当人が目指すものに意味がある
本人の思いを感じ取り、暮らしの実情を捉える努力が必要
③本人の生活行為の遂行として具体的に示すことに意味がある
目標は言語化され、表現される必要がある
本人・チームと共有し実行していく必要がある
⑥ちょっとした達成で、日々の目標が持てるようにする
⑦現状とのギャップが大きい場合でも、今やっていることの連続性のあるステップを提示する
意欲の持てるような日々の関わりが大切
生活場面からアセスメントし、課題を整理する
本人の自己決定を促し、一緒に目標設定することが重要
潜在能力を引き出す目標設定が大切
デマンドとニーズを明確にする

4.まとめ
「早くよくなり1日でも早く帰れるように…」していくために、達成時期・状態が具体化された目標設定から、目標達成するために、「治療内容を明確に説明」し、「質の高い単位時間当たりの関わり」を行いながら、「量的確保」ができれば患者さんのためになり、さらにセラピストのスキルアップにもつながっていくという双方にとってプラスになっていくと思う
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「理念」「方針」「目標」の違いについて

「理念」「方針」「目標」は必ずありますが、深く考えてみるとそれらの意味や違いについてはあまり考えたことがなかったことに気づきました
新年や新年度に進むにあたり意味や違いについて整理したいと思います

①「理念」とは
ある物事についての、こうあるべきだという根本の考え。存在価値
出典: コトバンク
②「方針」とは
めざす方向。物事や計画を実行する上の、およその方向。
目標を達するための活動の方向付けや制約条件
出典: コトバンク、キャリアパーク
③「目標」とは
「活動の目的や課題に、期間と到達レベルを加えたもの」と表現されることが多い。何に取り組むかだけでなく、
期末までにどれだけやる、どんな状態にする、というところまでを明確にすることで、達成度評価が可能なものとな
る。
結果を示す目的を達成するまでの計画に沿うもの
出典: コトバンク、キャリアパーク

旅に例えると、目標は「行き先」で、方針は「乗り物」ということになります。
方針は目標達成のために設定します。

④まとめ
病院理念や方針を達成するために、部の方針、目標設定が必要となり、
部の方針、目標を達成するために、個人の目標設定が必要

この流れが失われてしまうと
「理念」「方針」「目標」というのは掲げられているだけで
病院から部門へ、部門から個人へという
ブレイクダウンされた組織、個人の方向性を失ってしまうと思う

そこを意識してしっかり年度方針や目標を立てていき
また目標達成についてできなかった部分については振り返り
達成できるようにするための対策をたてていくという
連続性を大切にしていく必要があると思う

コミュニケーション能力とは

企業が求める「選考時に重視する要素」の第1位は8年連続で「コミュニケーション能力」
それくらいコミュニケーション能力が求められているという現状ということで
今回はコミュニケーション能力について整理したいと思います

コミュニケーション能力とは
言語による意志疎通能力(#言語学用語の「Communicative competence」を参照)。「コミュニケーション能力」という言葉は、元々は言語学の分野で用いられた学術的な用語であった。
感情を互いに理解しあい、意味を互いに理解しあう能力。感情面に気を配って、意味をわかちあい、信頼関係を築いてゆく能力。
非言語的な要素(相手の表情、眼の動き、沈黙、場の空気など)に十分に注意を払うことで、相手の気持ちを推察する能力(非言語コミュニケーション)
上記の非言語的な要素により知った相手の気持ちを尊重して、相手に不快感を与えないタイミングや表現で、自分の感情や意思を相手に伝える能力
意思疎通、協調性、自己表現能力(厚生労働省による就職基礎能力の定義[2])
社会技能(ソーシャルスキル)。暗黙知。
上手にコミュニケーションを行うための体系づけられた知識、技術(コミュニケーションスキル)
合意(コンセンサス)形成能力
「論理的コミュニケーション能力」(自己の考えを論理的に明確に、相手に表現する能力)
会話のキャッチボールを上手く行える能力
企業が求人広告等で応募者に要求している「コミュニケーション能力」は、ビジネスシーンにおいて発揮が期待される精選された「折衝能力」「交渉能力」「説得能力」を指しており、必ずしも対人コミュニケーション一般を円滑におこなうスキルをもって満足するものではない
(出典:Wikipedia)
整理すると
①伝える力
考えていることを相手に上手に伝えて、解ってもらう力
②相手の感情を理解する力
③信頼関係を築く能力

感情を互いに理解しあい、意味を互いに理解しあう能力。感情面に気を配って、意味をわかちあい、信頼関係を築いてゆく能力。
④ノンバーバルコミュニケーション
挨拶や笑顔・気持ちのいい対応など
⑤ビジネスマナー
「敬語の使い方」・「挨拶の仕方」・「振る舞い」など
⑥協調性・チームワーク力
⑦自己表現能力・自己主張力
⑧世渡り上手・世渡りスキル
⑨知識・技術を伝えるスキル
⑩論理的に物事を伝える力

自己の考えを論理的に明確に、相手に表現する能力
⑪会話のキャッチボール
⑫合意を積み上げるスキル
⑬折衝能力・交渉能力・説得能力


コミュニケーション能力が高い人とは
①人の話を聴き逃さない
②気持ちをくみ取る

人の気持ちや感情をくみ取るのが非常にうまい
③話の組み立て、目的・結論を明確にする
人に伝える時に「伝えたいことは何か」「この話を聞いてどうなってほしいのか」を明確できる
④効果的な喩え話を使う
⑤相手に合わせる

相手と打ち解けたり、信頼を得ることが人一倍上手

コミュニケーション能力が低い人とは
①他人に関心を持たない
②他人を拒絶する
③自分と合わない人とは対立する

④視線を合わせない
⑤協調性が無い
会議の場面で、議題とは全く違う事を発言したり、話の流れを読まず自分の意見ばかり言う人、チームで作業をした方が効率的なのに自分だけ自分の分担をさっさと終わらせてしまう人など

企業が求めるコミュニケーション能力とは
①表現力
自分の思っていること、考えていることを適切な言葉で積極的に表現できること
②傾聴力・理解力
相手の話をしっかりと傾聴し、相手が何を言わんとしているのかを理解する能力
③協調性
自分の意見と相手の意見とでちょうどいい折り合いをはかったり、また自分もしくは相手に少し我慢してもらうことで物事を前に進めたりする能力

まとめ
コミュニケーション能力とは単に話す能力だけでなく、聞くということ、論理的かつ端的に説明できるということも含まれています
臨床の技術を上げていくということはもちろん大切な部分ですが、患者さんやメンバーとの良好かつ良質なコミュニケーションが信頼を得るということにおいても欠かせない部分であり、ある意味技術ではないでしょうか

人材開発について

人材開発について
明日の勉強会のテーマ

臨床の勉強はもちろん大切ですが、このようなテーマの勉強も
「共育」ということを考える上では欠かせないものだと思います

明日はある程度経験を経たセラピスト対象ですが、
「人材開発」にの重要性について考える機会にできたらと思っています

人材開発には、①教育訓練、②キャリア開発と大きく2つのテーマが存在します
学生指導、新人教育、継続教育など
個人の成長とチームの成長にとって管理者だけが考えるのではなく
みんなが考えられるようにしていくことで
ニーズに沿った育成や働き甲斐を考えていくことをテーマとして
この勉強会を機に
「意図的」「計画的」「継続的」な教育システムの基盤を整備するきっかけとできればと思っています

後輩の臨床OJTで考慮すべきこと

クライアントとのリハビリテーションを行う中で、実際の治療場面にOJTとして指導に入る場面は、自身に後進ができてくると多くなってくる。
 そこで、一番考えるべきことは後輩担当者とのクライアントとの関係性。言い換えれば信頼関係を壊さないようにしながらよりよい治療介入、戦略を一緒に考えていくことだと思う
 日々治療を行っていくのは後輩担当者であり、先輩がOJTの中で実力の差をみせつけること。そして後輩を叱咤激励するということはいい部分もあるが、実際リハビリテーションを受けているクライアントまた、その家族がその場面に遭遇した場合どう感じるだろうか…
 まず真っ先に思うこと…それは、担当が変わることでもつと機能改善が見込めるのであれば担当を変更してほしいということではないか…すなわち担当者との信頼関係を失われてしまうということである
 確かに、担当者によって治療成績が異なってくるというのはあってはならないし、だからこそOJTで先輩と相談しながら治療方法、戦略を模索しその弊害をなくし、全てのクライアントに最良なリハビリテーションを提供するという姿勢が重要で、その部分を構築するためのOJTでなければならないと思うが
 そこを考えず、自身の力を誇示する。影響力をもつという自身の立場に終始し、クライアントを中心とした医療展開がされず本末転倒となってしまっている場面を見かけることもある
 そのそもそもの問題は、「自分や家族がこの病気になったらどのような病院でどのようなリハビリテーションを受けたいか」という相手の立場に自分がなったらどうかという部分が根本的にないと生じることではないだろうか
 
 クライアントは担当セラピストを選べない…それを肝に銘じて良質かつ最良なリハビリテーションを提供していくためにはどうするかという姿勢を忘れてはいけない
 その一つの手段として、後輩と治療介入を一緒にするという方法であると思う。決して先輩の力の誇示となってはいけない
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