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回復期における理学療法評価のポイント

養成校で臨床実習に至るまでに
講義、OSCE、PBLなど
教育、基本的な評価能力、問題解決
などについて学習を進め
臨床実習ではそれら知識やスキルを
どう結びつけていくかということが
大きな課題であり
レポートとして考えをまとめていく…

しかし
臨床実習というのは
レポートを完成させるという目的ではなく
患者さんをよくするために
どう問題点を整理し、まとめ治療へつなげるか

その考えを表出する、見直す手段として
レポートというものがあるということを
忘れてはいけないと思います

今回は回復期病院での臨床実習における
評価のポイントについて書いていきたいと思います

◆回復期病棟のおおきな目的から
回復期でのリハにおける重要な目的としては
やはり
「在宅復帰」です
入院されている患者さんは何らかの理由で
在宅復帰できない…

まず始めに考えなければならないことは
「なぜ家に帰れないのか…」という
問題提起です

そこから
「どうすれば家に帰れるようになるのだろう…」
「何ができなければいけないのだろう…」
⇒患者さんや家族のニーズ
⇒介護力
⇒生活環境 など
「今何ができて何ができないのだろう…」
⇒“できること”“できないこと”の把握
⇒FIMなどのADL能力の把握
⇒バランス能力の把握(FBSなど)

これらから
まず在宅復帰するための
最低限必要な能力を把握し現実的な目標を立てる

とここまでは
在宅復帰に関するアウトラインであり
主に問診や
現状の能力の把握と理想とのギャップを見る
ということです


◆アウトラインからどうつながるか
ここからが多くの学生さんが悩むところです

僕は後につながる
“統合と解釈”⇒“治療アプローチ”の整合性を踏まえて
トップダウン評価をまずは推奨します

活動制限(できないこと)を
基本動作レベルまでブレイクダウンさせ
観察、分析する…

例えば
在宅復帰のためにトイレ自立が目標
トイレの一連の動作から今は1人で立てない…
⇒なぜ1人で立てないのだろう…
⇒立ち上がり動作の観察、分析

そして
問題点の仮説を立てて、検査測定へつながるわけです

その結果を統合し、解釈する
⇒改善のために何をすべきか(治療計画)

というのが大きなポイントではなおでしょうか


◆まとめ
①どうなれば在宅復帰できる?
②現状の能力と理想の能力のギャップは?
③在宅復帰に対して達成可能な目標は?
④活動制限を引き起こしている原因は?
⑤どうすれば改善できる?(統合と解釈)
⑥改善に向けて何をする?(治療計画)






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このエントリーのタグ: 回復期病院 臨床実習 理学療法評価
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