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抄録を書くポイント

抄録」を書くのは
自分自身であれば何回か行っていくと
ポイントはつかめてくるのですが

指導する立場となると
伝えるのが難しかったり
指導に時間がかかったり…

そこで今回は
抄録を書くポイントについて
まとめてみたいと思います

①タイトル
ここは心臓部です
どんな発表をするかということを書く


②背景
・臨床的意義とその意義を明確にすることが重要
・今回注目したテーマをなぜ重要だと思い
どのように興味深かったのか


③目的
タイトルと目的はリンクする
要旨を簡潔に述べる


④症例紹介および初期評価
難渋した症例であったり
珍しい症例であったりした場合には
特に注目してほしい部分を書く


⑤方法
・どのようにデーターをとり
どのように比較や分析したのか
・可能であれば統計学的分析も行う
・介入方法を順序立てて説明する


⑥結果
結果は結果だけを記載し
考察は絡ませない


⑦考察
・結果をもとに自分の考えを相手に伝える

・重要な内容
背景となった臨床的疑問に結果がどうなったのか
今回のケースと先行研究との比較

・臨床的意義と結びつける
過去の文献を参考にし、自分の考えと結びつける
自分の主張部分となるような過去の論文の引用

・今回の報告で明らかにされなかったこと
不十分な点について限界を示し、
さらなる研究につなげていく意思表示をする


⑧結論
何が重要な知見であったかを明快に述べる


【全体を通じて見直すこと】
・症例のデータ
・過去の文献データ
・今回の発表のポイント
・臨床的意義
⇒この部分をはっきりさせておくと
発表の趣旨が明確になると思います


特に新人発表では
・発表デザインをはっきりさせ
発表のポイントを押さえておく
・過去の文献データとの比較
同調的か逆説的か
・比較や結果を示す明確なデータ
変化した部分しなかった部分を示せる
明確なデータの検討
これらを押さえて準備していくと
「詳録」⇒「スライドまたはポスター」
の作成がスムーズに行くと思います

右も左もわからない新人に
いかに指導者側が
マネジメントやコーディネートしてあげられるか
ここが大切だと思います






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