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在宅復帰率は本当に有効な指標なのか①

在宅復帰率
この指標は本当に有効な指標なのか…

以前からずっと疑問に思っています

もちろん、
在宅復帰を目指すことは
回復期にとっては重要なことだと思いますが

そこに
重きをおかれすぎることで
様々な弊害を感じます

在宅復帰率と重症患者比率
・回復期1
在宅復帰率⇒70%
重症患者比率⇒3割
・回復期2
在宅復帰率⇒60%
重症患者比率⇒2割

これによってまず施設基準を維持するため
在宅復帰率を確保できるようにする
という考えがまず生まれるのではないでしょうか

つまり
本当にリハが必要な重症な患者さんが
入院しずらい環境を作っていると感じます

また
在宅復帰率はベッドコントロールにより
ある程度コントロールが可能であるという問題…

例えば
今月は、在宅復帰率は十分施設基準を満たしているから
在宅復帰患者さんの退院を来月にしてもらおう
など…

これは
在宅復帰率が1年の平均ではなく
毎月のノルマということから
起こることではないでしょうか


◆思い
もっと重症患者さんを受け入れる評価もされてもいいのでは?

例えば
現状の施設基準で言うと

施設基準2であって
在宅復帰率が60%であれば
重症患者比率は4割
など

そしてできれば
回復期の機能の違いとして
施設基準1も2も同じように評価してもらえれば

在宅復帰率という弊害による
本当にリハが必要な
重症患者さんが回復期病院へ入りにくい風土の改善
へつなげられるのでないでしょうか?


そして
もうひとつ思うことは
重症患者という意味合いが少し違う気がします

現行の意味合いでは
医学的管理が必要な状態=重症
であって

リハ的な重症
つまり
運動麻痺や高次脳機能が重症というものとは
異なると思っています


そして
回復期から在宅復帰することすべてが
ベストな選択なのでしょうか

中間施設としての老健を間に挟んで
在宅復帰するという方が
いい選択なのではないかと感じることがあります

急性期病院と同様に
在宅復帰支援強化型の老健でも
在宅復帰として認めてもらえるだけでも
また違うのではないでしょうか


今の制度では
本当にリハが必要な重症な患者さんに対して
消極的な気がしています…
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