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症例検討会の活用を考える

症例検討会というと…
若手のセラピストが先輩からダメだしをされる場

というイメージが強くないですか?
僕も新人の頃症例検討会
すごく重々しい雰囲気で何を言われるのだろうと
ビクビクしていた気がします

しかし
症例検討会はチームの知識、技術の共有ということを考えると
もっとよりよい運営ができるのではないかと思います

そこで今日は症例検討会について考えていきたいと思います


■「症例検討会」というネーミングが重い
この言葉だけで少しビクビクしてしまいます
当院では「ケースカンファレンス」と題しています


■ケースカンファレンスで考えること
①問題解決の場
②方向性の確認の場
③思考過程の確認の場
④思考・技術のチームでの共有の場
⑤各人が担当している患者さんの問題について共有する場
⑥考えを整理する場

これらの中で、僕自身一番やってはいけないと感じることは
発表者に対してダメだしをして終わるというパターンです

発表者は問題、自分の考えを提示し
上位職者は解決方法を様々な角度から模索し提示する
このために
上位職者もいろいろな知識・技術を知っておく必要がある
発表者とその他のメンバー双方が学習する場として機能させることが
大切ではないかと思います

ダメだしだけするのは誰でもできます
ケースカンファレンスの大きな意味合いというのは「問題解決」
にあると思います


■ケースカンファレンス提示例
新人メンバーには、どのようにすればいいかわからないことから
始まると思います

そこである程度例として提示してあげるのもいいのではないでしょうか
①目標設定の妥当性
②方向性の確認
③機能面の問題に対するアプローチで難渋している部分の問題提示
④装具検討
⑤退院前訪問指導など生活環境支援に関する相談
など

そしてより上位職者になると問題提示も大切ですが
「症例発表」と題して
自分の担当している症例にこんなアプローチをしたら
よくなったなどの内容もいいのではないかと思います
新人メンバーは勉強になるのではないでしょうか


■ケースカンファレンスを定期的に開催する
単発的ではなく定期的に開催するということは大切だと思います
それは
①若手メンバーに問題意識をもってもらう
②ケースカンファレンスで問題解決ができるということを実感してもらう
③新たな知識・技術が習得できるということを実感してもらう
④チームで患者さんの問題点を共有する
⑤様々な意見の中で多角的に考えられる力が身に付く
などが考えられます

そして
定期的に開催するために、いかに準備を簡素にできるようにするか
問題はあるけど準備するのが大変というだけで尻込みしてしまいます
例えば、患者さんの情報や問題提示は普段活用している
申し送り表を活用して、スライドなどは用意しなくていいようにするなど
準備を簡単にするだけで問題があり、すぐカンファレンスを開いてもらいたい
と思った時にすぐできるということもあると思います


■まとめ
・「症例検討会」は若手メンバーのダメだしの場ではなく
問題解決してあげる場ということが大切
・上位職者は多角的な見地からアドバイスができるよう力量を上げる
・チームで問題を共有する、知識・技術を共有し、質の向上に寄与する
・上位職者はアプローチなどでうまくいったまたは新しい方法を見つけた
などよかったことなどを発表する機会として紹介するのもいいと思う

これらが考えられると思います
症例検討会」を運営する立場の人がいかに
うまく運営方法を考えるかが大切ではないでしょうか
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