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「指導」と「アドバイス」について考える

臨床場面において様々な機会で遭遇する
指導アドバイス
この言葉の違いを考えてみたいと思います


指導とは
ある目的・方向に向かって教え導くこと

アドバイスとは
忠告や助言をすること



僕自身は
学生に対しては「指導」はしなければならないと思っていますが
同じ国家資格を持ち、同じ土俵にいる後輩に対して
指導」という言葉は非常に恐縮してしまいます

なぜなら
自分が指導するだけの優れた人格者ではない
今自分が持っている知識・経験・技術は発展途上であり、できあがったものではない

そのような中で、「指導」するというのは
後輩にとって良くも悪くも影響を与えてしまう

今日自分が発言したことが、自分の学習が進むと
また違うことを発言するかもしれない…

そのようなことを考えると、
自分の今持っている知識・技術・経験から
アドバイス」を中心に惜しまず行いたいと思う

アドバイス」を中心にするためには何が必要か…
それは
後輩に自分の考えをしっかり持ってもらうことが大切だと思う
その部分の対しては「指導」という
目的・方向を導くということの必要性はあると思う

臨床場面では、「後輩指導」という言葉をよく使うが、
後輩の将来の成長を考えると
果たして、「指導」だけをしていていいのだろうか…

「指導」は教育としての意味が強く、教える側からの
一方通行な言わば上からの押し売りという感じが強い

アドバイス」は共育という観点があるのではないだろうか
例えば、臨床場面において
自分の考えた仮説のもと治療を行ったがうまくいかない…
ここで「アドバイス」という助言を求める
アドバイスする側は、される側の人が考えが及んでいない部分について
模索し助言する
助言するためには、幅広い知識・技術・経験という多くの引き出しが必要となる

このように考えると「アドバイス」というものは、双方にとって「共育」の場とできる

1人1人進みたい方向は様々であり、様々な考えを持っているからこそ
多様性があり、そこから新たな発見がある
それを「指導」という名のもとに方向を強制することで
いい部分が失われることもあるのではないだろうか
極論を言えば、人生を左右することになるかも知れない…

チームそして、組織全体で
「指導」という師弟関係でなく、「アドバイス」を求め、求められるらような
関係性が持てるようにしていきたいと考える今日この頃…
関係性

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このエントリーのタグ: 指導 アドバイス
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