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実習生に伝えたい回復期の臨床における脳卒中理学療法評価の考え方

学内授業と臨床の違い

脳血管障害の理学療法11
学内授業では、おおまかにはこのように一つ一つの評価項目の評価方法や実技を学習していると思います
臨床実習指導に携わって感じることはこれら学内で習った評価方法を実際の臨床でどう考えつなげていくかという部分の流れや考え方がわからないことがあるのではないかと感じます

脳血管障害の理学療法10
実際の臨床では、運動機能面の部分だけでなく見る視点というのは多岐にわたります
この視点が大切になってくると思います

もう少し拡大してみると特に回復期において見る視点というのは整理すると大きくわけて以下のような視点が大切だと思います
2脳血管障害の理学療法

さて、ここから具体的なポイントへ…

〝能力〟と〝環境〟
脳血管障害の理学療法3
左図のように機能面向上により能力を変化させ、環境へ適合する視点
これは能力の問題がどのような機能の問題によって生じているかを見ることになると思います
実習でよく見る部分だと思います
また、右図のような〝環境〟をどう〝能力〟に適合させられるかという視点も在宅復帰などを考えていく上で必要になると思います
例えば、住環境整備(住宅改修、福祉用具の活用、環境設定など)、装具や杖などの支持物の活用などです

機能と能力をどう考えるか
脳血管障害の理学療法
機能面と能力面を考えていく上でのポイントとして簡単に考えると
上記のように動作・姿勢から〝見える部分〟の評価
つまり、観察から分析という部分
そして
動作・姿勢からは〝見えにくい部分〟については
脳画像からの予測という部分
この2つが評価を進めていく上で大切なポイントとなるのではないかと思います

脳血管障害の理学療法5
そして、これらを統合して
〝現在〟の能力の確認と〝将来〟の達成目標のギャップを捉え
生活行為の改善について評価していく必要があります
これが大切な視点です

さて、〝動作観察・分析〟と〝画像を見る意義〟について

動作観察から分析のポイント
観察
始めから問題点を考えようとしないことが大切で全体を見て真似るということが大切です
そして、実用性の低下している要素を見出す
そこには環境も見ていく必要があります
例えば、手すりを持てば立てるがないと難しい…
杖と装具を使用すれば見守りで歩けるが、ないと介助が必要…
など
観察2

観察3
そして、観察から分析では、
できるだけ実用性が低下している動作の関連性を図式化して整理することが大切です


脳画像を見る意義
脳血管障害の理学療法6
脳血管障害の理学療法7
脳画像をセラピストが見る意義は
動作から見えにくい部分について画像所見から問題点を予測することが最も大きく、
また予後予測する上でもヒントになります
これらを見ていく上で知識として必要なことは簡単に言うと
脳機能解剖や働きに対するの知識、ネットワークの理解などが必要となってきます

装具を考えるポイント
脳血管障害の理学療法9
どのような下肢装具が当該クライアントの機能を補填できるものなのかということを考え選定していく考え方が大切です
そのための観察から分析、回復期では予後予測なども踏まえて考えていく必要があります
装具使用により
移乗動作の安定が得られ、自立できることや歩行が自立できるなど
生活行為の介助量軽減、自立が得られるということが大きな目的となります


生活環境支援
脳血管障害の理学療法8
 最後に、生活環境支援について考えていくことの必要性についてです
 環境を能力に適合つせるという部分で大切です
 福祉用具の活用や住宅改修による環境設定により
 獲得した能力での生活行為での実用性を高めるために
 この部分を見ることも大切です
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このエントリーのタグ: 脳卒中 理学療法評価
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