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「ゆとり世代」を知り、教育・育成を考える

ゆとり世代が育ってきた環境
 「個性の尊重」「落ちこぼれをなくす」といった環境で育ってきた世代で、
 教育が相対評価から絶対評価へと評価制度が変わり、全体での順位ではなく、個人の努力の過程が評価軸として採用された
 このような環境から、競争心は希薄化、平等性へ変化
 個性が尊重されることで、自分が好きなことをやりたい願望が強くなる
 また、少子化が進展し、子供向けサービスが充実したことで周りから何かをしてもらうことが当たり前になり、自ら動く必要がなくなった
 情報通信技術が発達し、インターネットで分からない事は検索すれば答えがあり、自分で深く考える必要がなくなった

ゆとり世代の特徴
成長からみた特徴
自分の成長につながることにしか興味がない
自分の好きなことをやりたい願望が強い
手っ取り早く成果をあげたい
自身・自意識過剰であるが実はできない
チャレンジ精神に欠ける
他責の傾向が強い
自分の夢ややりたいことにはこだわるが具体性がない
自分自身が成長したいという気持ちは強い

社会性からみた特徴
おおらかで素直だが、競争心に欠ける
自己評価は高く、打たれ弱いところがある
縦社会に不慣れで、平等意識が強い
合理主義で、ルールを尊重する
言われたことしかやらない、指示待ち人間
他責の傾向が強い
自分が認められないと、すぐに周りのせいにする
他者に対する視点が欠如している
何よりもプライベート重視
上の世代とのコミュニケーションが苦手
叱られ慣れていない
マニュアルや答えをすぐ求める

2011年度から13年度の傾向(リクルート調べ)
社会人として大切にしたいこと
「何事もやってみて、まずは確実に仕事をこなしたい」と思っているよう
どのような特徴を持つ職場で働きたいか
「活気のある居心地のよい職場で、みんなと足並みを揃えながら働きたい」という傾向
上司に期待すること
「仕事のプロセスにおいても、丁寧に、時に厳しく、情熱を持って伴走してくれる上司」を求めているよう
これから身につけたい・伸ばしたいこと
仕事をする上で不安なこと

対人スキルを身につけ、周囲と良好な関係を築いて協働できるようになる」ことを望んでいる


さて、これらの環境や特徴から育成をどう考えるか…
〝組織が求めていること〟〝やりたいこと〟〝できること〟を話し合い、面談などでマッチングさせ、目標から行動計画と実行を具体化していく必要があると思います
そして、目標を達成させることで成長を実感させさらなる成長へつなげていくことが必要ではないかと思います
さらに、他者に対する視点の欠如や他責傾向が強い部分は仕事をする上で解決していかなければいけないことだと思います
これに対しては、〝自分軸〟という部分を活用して、自分が患者さんや他のメンバーの立場になったらどうするかという部分から行動を考えさせる習慣をもってもらうことがいいのではないかと感じています

タイプ別育成のポイント
「ほどほど」にこなすタイプ
指示した仕事はこなすけれど、失敗したくないために次の一歩が踏み出せない場合
失敗体験を通じて「失敗を恐れない自信」を抱かせる
「文句」の多いタイプ
上司・先輩世代のアドバイスに批判的な場合
一体感を感じさせる「絆力」を刺激するのが効果的
「イエスマン」タイプ
仕事の「意味」を考えず、指示に従っているだけの場合
「どうしたいのか?」「どうすればいいと思うか?」を問い掛け続けて、「意志(WILL)」を引き出す

ゆとり世代の育成の基本的ポイント
入社時にビジネスマナーをしっかり教える
人生における仕事の位置づけを明確にする
達成感を経験させる
仕事の意義・目的を伝える
質問し、自身の頭で考える習慣をつける
目標を明確にし、意識させる

伸びる新人の4条件
言われたことをきちんとこなせるか
学ぶ姿勢を見せられるか
状況を見極めてふさわしい行動を取れるか
前向きに物事を考えられるか


これらを考慮しつつ新たな育成方法を検討していきたいと思います
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