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妻が脳炎で入院したときの経験

3年前くらいに、妻が抗NMDA受容体抗体脳炎にかかり
入院したときの体験です

入院した直後から、意識混濁、妄想がありその後痙攣発作から
抗痙攣薬の持続投与、IVH、挿管にて約1週間程度動きのないままでした

その時は僕も仕事を休ませてもらい朝から晩まで付き添っていました
一時は生死も危うかった状態でした

その頃、自分も精神的に参ってしまっていて、今後どうなるのかと
不安が強かったのですが、

心強く感じた出来事があります
◆毎日、主治医の先生が病状説明をしてくれたこと
◆「○○病院(脳炎治療で有名な病院)の○○先生に連絡をとって
治療方針を決めています」と言われたこと
主治医の先生は総合内科の先生で、専門ではなかったですが、
心からこの先生に任せたいと感じました

そして、この頃思ったことは、
病気になった妻も大変ですが、家族もすごく大変な思いをする
ということをつくづく感じました

その後妻は奇跡的にも回復し、脳障害(記憶の問題)もなく
以前と変わらず、看護師として復帰しています
妻も看護師ですので、元気になったあと
管という管全部自分がつけられていい経験ができたと言っています

このような経験をしたセラピストはなかなかいてないと思いますので
この経験から学んだことを最後に伝えたいと思います

①スーパードクターが全てではない
セラピストに置き換えると、有名な先生の治療だけが全てではなく
経験が少なくても、「相談しながら治療方針を決める」
「自分で不十分な部分はベテランのセラピストに診てもらう」
といった、“1人だけでどうにかしようと思わないこと”が、
患者本人と家族にとっては信頼がおけ、勇気をもてる

②治療方針、内容を説明することの大切さ
今どんな治療をしていて、どういう効果が期待できるか
効果がない場合、次にどういう手段を講じるかなど、
セラピストとしてもっと患者、家族にわかりやすく
日々の行っている内容などを説明するだけでも安心感を与えられる
と強く感じました

まとめると
“相談しながら日々の治療を決定するまたは診てもらう”
“一つ一つの治療に対してしっかり説明できること”
が、非常に重要だと身をもって体験しました

また、患者さんだけでなく、しっかり家族のフォローも
非常に大切なことです

管理職者として
①ケースカンファレンスなどを通じた相談の機会を増やす
②エビデンスに基づいた治療内容や効果を自分を含めて全員が
しっかり説明できるような共育をしなければいけない

と感じた出来事でした
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