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やる気を出させる腹側淡蒼球

文献紹介したいと思います

The primate ventral pallidum encodes expected reward value and regulates motor action.
Yoshihisa Tachibana and Okihide Hikosaka
NEURON.2012.11.21
[方法]
サルに特定の合図のあと、
モニター画面上である方向に目を動かすように覚えさせ、
うまくできたらジュースをもらえるようにトレーニングし、
そのときの腹側淡蒼球の神経活動を記録

[結果]
◆腹側淡蒼球における神経細胞の多くが、
合図をうけてからジュースをもらえるまで、
持続的に活動し続けることを発見
◆予測される報酬(ジュースの量)が大きければ大きいほど、
目を動かすスピード(運動)は速く、
腹側淡蒼球の神経活動も大きい
◆腹側淡蒼球を薬物で一時的に働かなくすると、
行動の機敏さは報酬量の違いによって影響を
受けなくなった

<感想>
予測される報酬の量に比例して腹側淡蒼球の神経活動があがるということは
クライアントのやる気を引き出すために
①行っている治療でどの程度の機能回復、改善が考えられるか
②機能回復と改善によってADLにどのような変化をもたらせるか
③生活ありきの機能回復と改善の結果をだす
といった
生活の改善、機能回復と改善の“予測”と
回復と改善できているという、“結果”“自覚”
ということが大切なキーワードと思います

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