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生活改善のための機能回復を…

新人から中堅(5、6年目くらい)は
機能回復、改善に一所懸命になり、
生活設計は退院が迫ってきてようやく考える傾向が
多い気がする

もちろん、回復期という病期で機能回復、改善は
重要性は高いが
それによってどう生活を改善していくのかを
念頭に置いたリハの展開を考えることが
大切ではないでしょうか

今回は、その解決策について
自分なりに考えてみました
①機能回復、改善の結果生活設計をしていくのではなく
生活設計をして、
機能回復、改善を、
どう生活改善に結びつけていくかということを考える
重要性がわからない??

まずは、考え方の重要性について、概念形成がない
ことがあるため、集合教育(研修会)を開催したり
より必要性を感じてもらえるよう
症例検討会やケースカンファレンス、OJTを通じて
繰り返し指導していく必要があることを感じます

②生活設計するための予測がたたない??
僕も新人の頃そうだったのですが、
最低限どの程度機能回復、改善ができるか
能力改善が見込めるか
ADL改善が見込めるか
といった“予後予測”ができませんでした
このため、生活を考えることが難しかった
記憶があります
では、
少しでも“予測”するために何を指導できるか…
特に脳卒中患者さんが難しいと思いますが
◆画像を診れるようにする
画像所見から、ある程度の機能回復を予測
できることで、能力改善からADL改善について
考えられると思います
そのために
脳画像の味方についての勉強会を開催して
画像を診ることの重要性に気づいてもらう
そして、
画像を診るためには
基本的な解剖学的な知識も必要
それについても勉強できる機会を提供する

③どうやって生活設計するかわからない??
生活設計が大切と分かっても方法や知識がなければ
難しいのではないてしょうか
まずは基本的な生活環境支援における
◆患者さんの住宅環境を知る意義
◆環境から考える必要な能力
◆介護力(家族など)を考えるまた
家族を巻き込むリハを行う意義
◆福祉用具の活用や住宅改修の基本的知識と
提案能力
などの教育、指導が必要ではないでしょうか
また
公的資格である“福祉用具プランナー”や
“住環境コーディネーター”の資格取得へ
チャレンジさせることもいいのではないでしょうか

④回復期しか経験がないことが問題??
若手セラピストは回復期という1場面の経験しか
ない人が多く、生活期を経験していないことで、
回復期退院後どうなっているかなどを
知る機会、関わる機会がないことが
一番実感できない原因かと思っています
僕自身は、2年目のころから回復期(急性期と一体)
にいながら、
非常勤ながら訪問リハや老健の経験がてきたことが
回復期でのリハを考え直すおおきなきっかけと
なったと感じています
ある程度経験年数を積んで、
“生活期を経験したい”ということで
回復期をやめてしまうのではなく
回復期にいながら生活期を経験できる仕組み
を構築できるような体制を考えることが
その後の回復期リハを考えるおおきなきっかけと
なると思うので、管理職者としてこれから
考えていきたいと思っています

【まとめ】
“生活設計、改善のための機能回復、改善”
を考えてもらう方法の提案
①概念を考える教育
②ケースカンファレンスや症例検討会
での指導
③予測を立てるために脳画像を診れる教育
④どうやって生活設計するかを知る機会の提供
⑤生活環境支援に関する教育、指導
⑥回復期以外の病期を経験できる体制をつくる
ということが必要かと思っています

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